ここんとこソンブラをしばらくやってみたんで、断念しかけていたトレーサーにふたたび挑戦している。ソンブラをしばらくやったってことでフランカーの気持ちがちょっとは分かるようになったんではないかという期待があり、もしかしたら今ならもっとうまくトレーサーを扱えるんではないか?と思った自分であった。
渋い
と思ったけどやっぱりトレーサーはむずかった。そこまでボロボロに負けるかというとそうでもないが、これじゃないという感じがすごい。まるで貢献できている感じがしない。
ということでちょっと最近の試合をいくらかピックアップして考察してみることにした。
スタッツを見る
とある勝ち試合をピックアップしてスタッツを見てみたらこんな感じであった。


オーバーウォッチというゲームはスタッツがただちに貢献度を表しているわけではないとよく言われる。スタッツには表れないけど勝ちにつながる行動というのはたくさんある。とはいえ、とはいえだ。ここまでスタッツが渋いのは、仮に「へへへ、あっしはベイト担当なんで、へへへ」みたいなことを盾にしたとしても、もうちょっとダメージ出てもいいんじゃないかと思わんでもない。ベイトするにしたってこれじゃなんの脅威にもなってなくない?と…。ちなみに他の試合のスタッツを見てみても、多かれ少なかれだいたいこんな感じある。
スタッツから言えそうなこと
たまーにこういう試合があるならまだしも、だいたいがこういうスタッツなんだからなんか意味があるだろうと考える。自分が思うこのスタッツの特徴は、
- キル数が多いのにファイナルブロウが少ない
- 減った体力をリコールで回復するケースが少ない
- デスもまあまあ少ない
- パルスボムがあんまり成功していない
このへんである。はい分かりました。これはつまり「遠くからポークしているトレーサー」ということなんではないでしょうか。
- 弾ばらまいていれば一応キルにはカウントしてもらえるからキル数は多くなる。ただしダメージはカッスカスなのでファイナルブロウはなかなか取れない。
- 敵から遠くにいるので自分の体力は減りにくい。なのでリコールで体力回復する必要があまりない。
- 敵から遠くにいるので自分の体力は減りにくい、のでデスも少ない。
- パルスボムをくっつけられるほど敵の近くにいかない (たまにトライするけど失敗するしそもそもウルトの回転が悪い)
トレーサーはポークしてても弱い
それはそう。トレーサーのパルスピストルの交戦距離はおよそ 10m そこそこだったはずなので、とにかくインファイトをしないと価値を発揮できないのである。
だいぶ遠いところからぺちぺち撃っている図。最後ザリアがミリと見るや否や急にインファイトでイキり始める
この動画では相手の横から撃っている構図になっていて、そこはまあまあ悪くないような気がする。でも遠い。
近づくことをトライする
トレーサーはもうちょっと敵の近くまでいかないと価値を発揮できないのだが、かといって安易に近づくと簡単にやられてしまう。どうすればいいのか。よく分からないがたぶんブリンクとリコールでトレーサーの得意な交戦距離を出入りするのが良いんだろうと思う。ブリンクで相手の視界に入らないところにサッと移動してガッと攻撃し、気づかれたらもっかいブリンクして視線を外してもっかいガッと攻撃し、攻撃食らったらリコールする、みたいなみたいな?言うは易しかもしれねえ。
とにかく課題としては「もっと近づいて攻撃する」でありそう。デスを恐れず、敵近くのオフアングルから攻撃するっていうのをトライしていこう。